さまざまな限定詞

・the:1つに決まる
theをつけるということは「1つに決まる」ことです。いろいろな場合がありますので、それぞれをさらっとみていきましょう。

「文脈から1つに決まる場合」
I saw a gorgeous woman in the supermarket yesterday, and today I saw the woman again.

前の文でa gorgeous womanが登場しましたね。次の文でthe womanといえば「前の文に出てきた人のことだな」とピン!ときますね。

「常識から1つに決まる場合」
The moon revolves round the earth.

常識から月や地球は一つに決まっていますよね。
というように、意味を考えて具体的な一つのものが浮かぶときにtheをつけるのですよ。

・a(n):1つに決まらない
a(n)はtheと対照的な表現です。「1つに決まらない」場合に使います。

He is an eye-doctor.

眼科医は彼以外にもたくさんいますよね。つまり「1つに決まらない」んです。

aとtheを比べてみましょう。

Yours is not the solution, just a solution.
(唯一の解決策じゃない、他にもあるうちの1つだよ)

・some:ぼんやりと存在がわかる
someは「いくつかの」という意味ではありません。someone,somebody(誰か)、some time(いつか)、somewhere(どこか)というようにぼんやりとしたイメージです。

日本語の「いくつかの」に最も近いのはseveral。くっきりと認識された複数のものを表します。

A:I know some great pubs in London.
B:I know several great pubs in London.

Bさんはいくつかの具体例を思い浮かべながら話していて、Aさんはぼんやりと知ってる感じで話しています。くっついていくならBさんがいいですね。

・no:ない
noのイメージは「黒塗り」

a. They took no prisoners.
b. No express trains stop at this station.

aは「ない囚人」が受け入れられた、ということ。日本語だと「どんな囚人も受け入れなかった」となりますね。しかし、ネイティブはそのまま理解しています。「囚人」が塗りつぶされたような意識として理解しているのです。この感触に慣れてくださいね。


参考文献
大西泰斗、ポール・マクベイ著 研究社刊
「ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力」

このブログ記事について

このページは、が2006年12月12日 06:02に書いたブログ記事です。

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